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G20大阪サミットに向けた「インフラ輸出戦略」の課題~石炭火力支援への高まる国際批判~

東京都

本勉強会では、世界の脱炭素化の流れのなかで問題視されている日本のインフラ輸出政策と課題を考察した後、来日されるインドネシア住民・NGOから、国際協力機構(JICA)が支援を続けるインドネシア・インドラマユ石炭火力発電事業・拡張計画を事例に、環境社会影響や人権侵害、事業の違法性や必要性、相手国の債務問題など諸問題を報告してもらいます。G20を前に、石炭火力の輸出を推進すべきでない理由、また、日本政府が向き合うべき課題を考えます。ふるってご参加ください。

プログラム
1.気候変動対策の観点から~G20で問われる日本の石炭火力推進方針の課題
2.インドネシア・インドラマユ石炭火力・拡張計画の課題~住民の証言(逐次訳あり)
  1)住民の証言:生計手段への影響と小農の反対運動
  2)住民の証言:反対派住民への人権侵害―不当逮捕・勾留と弾圧
  3)住民の証言:女性の視点からみた事業の影響
3.法遵守と人権保障の観点から~環境訴訟と環境保護活動家への人権侵害
4.事業の必要性、被援助国の債務持続可能性の観点から~インドネシアのインフラ開発とジャワ島の電力事情、国有電力会社の債務問題
5.質疑応答

日時:2019年4月11日13:30~15:30(13:00~ロビーにて通行証配布開始)
会場:参議院会館・102会議室
参加費:無料