イベント・セミナー

セミナー「水環境における環境DNAを用いた生物モニタリング」

東京都

第64回日本水環境学会セミナー
「水環境における環境DNAを用いた生物モニタリング」
2019年1月25日(金)開催します。

湖沼や河川などで採取した水の中に浮遊する環境DNAの分析技術の発展により、生物のモニタリング方法が大きく変わり始めています。環境省の「生物多様性総合評価報告書」では、陸域における生物多様性が1950年代後半から大きく損なわれていることが報告されています。生物多様性を効率的に保全するためには、河川管理者は環境を適切に監視することが重要となってきます。どのようにアプローチすれば、環境DNA技術が、このような環境監視に有用な技術となりうるのか。本セミナーでは、環境DNAを用いた生物モニタリングから、種特異的な環境DNA検出によるマクロ生物の生態調査、環境DNAを用いた陸水生態系種構成と遺伝的多様性の包括的解明手法の確立と実践、魚類環境DNAメタバーコーディング法による多様性評価まで、各分野の専門家をお招きし、最新情報および今後の展望についてご講演いただきます。

主催:(公社)日本水環境学会
後援:全国環境研協議会
期日:2019年1月25日(金)9:55~16:40
場所:自動車会館大会議室(東京都千代田区九段南)
http://www.jidosya-kaikan.com/map.html 市ヶ谷駅2番出口より徒歩2分
参加費(税込):会員7,000円、学生会員3,000円、非会員15,000円、学生非会員4,000円
定員:先着130名
申し込み方法:FAX、E-mail、参加申込書またはハガキに
①参加者氏名(フリガナ)
②会員・非会員の別
③会員の場合は会員番号
④連絡先(所属団体名、住所および電話番号、E-mailアドレス)
をご記入の上、下記宛てお申し込みください
また、参加費を1月17日までにお振り込みいただくか、希望の支払い方法を連絡ください。
入金を確認後、参加証(ハガキ)をお送りいたします。
参加費振込先:三菱UFJ銀行 市ヶ谷支店(普通)0754950
(公社)日本水環境学会セミナー口 シャ)ニホンミズカンキョウガッカイセミナーグチ

<プログラム>
9:20~  受付           
9:55~  開会挨拶
10:00~ ビッグデータで進化する川づくりと環境DNA
      (土木研究所水環境研究グループ・上席研究員 中村圭吾)
11:10~ 種特異的な環境DNA検出による希少種や外来種の分布状況調査
      (神戸大学大学院人間発達環境学研究科・准教授 源 利文)
12:10~ 昼休み
13:10~ 魚類環境DNAメタバーコーディング法による多様性評価:技術開発と応用
      (千葉県立中央博物館・環境研究部長 宮 正樹)
14:20~ 環境DNAを用いた河川生物モニタリング
      (山口大学大学院理工学研究科・准教授 赤松良久)
15:30~ 大規模生態系データは何をもたらすか:環境DNA観測の将来
      (東北大学大学院生命科学研究科・教授 近藤倫生)
16:30~ 閉会挨拶         

※講師の都合等で一部変更となる場合があります。
※セミナー参加証明書の発行について
継続技術者教育(CPD)の観点から,要望に基づきセミナー参加証明書を発行します。