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島嶼世界の伝承と環境:神話や伝統的知識を活用した環境保護活動
東京都
開催日
2018年2月23日(金)
募集期間
2018年1月20日(土)~2018年2月17日(土)
投稿団体
『日時』
平成30年2月23日 13:00~17:00
『場所』
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
(東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F)
『対象』東南アジア・オセアニア島嶼地域の環境問題や、島の伝承にご関心のある方
『定員』※30名以内
『参加費』なし
『申し込み方法』代表者メール宛に連絡
konya.akari@ocha.ac.jp
『セミナーの詳細説明』
本セミナーは、琉球大学国際沖縄研究所共同利用・共同研究から支援をうけた共同研究の成果報告の一貫である。
東南アジアやオセアニアの太平洋島嶼地域は今、地球温暖化に伴う海面上昇などによるさまざまな環境変化がみられる。本セミナーでは、島に生きる人びとが、環境変化にどのように対応しているのかについて、特に島の伝承の活用に着目して検討することを目的とする。島の伝承とは、これまで口頭で伝承されてきた、当該地域の神話、伝説、歴史、伝統的知識などを包括的に指す。
発表者は、太平洋島嶼地域を専門とする、人類学、生態学など多岐に渡る学問領域を専攻するフィールドワーカーである。現地における人びとの実践を間近でみた経験を活かして、島嶼の環境問題についてローカルな視座から考えたい。
なお、本セミナーは、特定非営利活動法人メコン・ウオッチの協力を受けている。メコン・ウオッチは、これまで東南アジアのタイ・ラオスなどを中心とする環境保護活動に携わっており、地域の伝承と環境保護活動をつなぐという議題の着想は、メコン・ウオッチのこれまでの活動によるものである。本セミナーでは、とくに島嶼地域に展開・応用させて上記の問題について検討する。
研究代表:紺屋あかり(お茶の水女子大学)
琉球大学国際沖縄研究所 共同利用・共同研究
研究課題「パラオ口頭伝承の継承と教育をめぐる実践的共同研究」(平成28年-現在)