イベント

イベント名 まちの近くの里山の環境倫理ゼミナール 01 「カセギに流されないシゴトづくり~実践の現場から考える都市生活のあり方」
開催日 2017年11月9日(木)
募集期間 2017年9月25日(月)~2017年11月9日(木)
開催場所 東京都
投稿日 2017年10月19日(木)
投稿団体 よこはま里山研究所(NORA)
URL http://nora-yokohama.org/join/?p=8143
内容  近年(特に3.11以降)、首都圏近郊では、地域の自然に目を向け、それを活かして暮らしに取り入れたり、起業したりする人たちが目立つようになりました。NPO法人よこはま里山研究所(NORA)+たま里山研究室(TAMA)は、そうした動きを後押しするために、昨年、「まちの近くで里山をいかすシゴトづくり」というプロジェクトを開始しました。横浜・川崎、多摩地域で実践されている人や関心のある人たちに呼びかけてネットワークをつくり、これまで、里山の恵みをお金にすることを一緒に考えたり、それぞれの実践を報告して交流したりする機会を設けてきました。
 しかし、「シゴトづくり」だけにフォーカスを当てると、シゴトがカセギへと変質してしまいます。私たちは、グローバル資本主義の功罪をかみしめつつ、経済活動のあり方についても、きちんと考えておく必要があるでしょう。
 そこで、本ゼミナールでは、地域の自然をお金に変えるだけではなく、そこから確かな仕事と暮らしをつくろうとする現代的な意味について掘り下げます。しかもそれを、地方ではなく都市近郊(=まちの近く)を舞台に考えることで、もっぱら消費するばかりの都市生活のあり方を問いなおそうと思います。
 初回のゼミにお招きするゲストは、都市農業の可能性を追求し、農地での新しい楽しみ方を提案しながら、国立でコミュニティづくりを実践している小野淳さんと、知的障害者とともに都市農業を営みつつ、都市住民へ食の自給を呼びかけてきた石田周一さんです。コメンテーターには、環境倫理を専門とする哲学者で、名著『自然保護を問いなおす』の著者である鬼頭秀一さんをお招きします。
 実践者と哲学者の対話を通して、たとえば、自律、自給、参加、共生、ケアといった言葉を手がかりに、都市住民が人と自然の関係をつなぎ直す意味を探り、生み出される価値を紡ぎ出し、欲しい未来に向かうための理念・哲学を鍛えます。

日時:2017年11月9日(木)19:00~21:00
会場:地球環境パートナーシッププラザ(東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F)
内容:
開会・趣旨説明
ゲストトーク
コメント
ディスカッション(ゲスト+コメンテーター)
まとめ・閉会
[ゲスト]
・小野淳さん((株)農天気代表取締役、NPO 法人くにたち農園の会理事長)
・石田周一さん((社福)同愛会幸陽園農耕班、NPO法人よこはま里山研究所理事)
[コメンテーター]
・鬼頭秀一さん(星槎大学教授、東京大学名誉教授)

参加費:500円
定員:25名(先着順)
申込み:NORAのHPにアクセスし、メールフォームに必要事項を記入して送信。
http://nora-yokohama.org/join/?p=8143

主催:NPO法人よこはま里山研究所(NORA)、たま里山研究室(TAMA)
協力:株式会社かんぽ生命保険

【関連する本・論文】
小野淳さん:『都市農業必携ガイド』(共著、農山漁村文化協会、2016年)
石田周一さん:『街人たちの楽農宣言』(共著、コモンズ、1996年)、『耕して育つ』(コモンズ、2005年)
鬼頭秀一さん:『自然保護を問いなおす』(ちくま新書、1996年)、『ローカルな思想をつくる』(共著、農山漁村文化協会、1998年)、「自然の他者性と向き合う」(『異文化コミュニケーション論集』14、2015年)