イベント・セミナー

[6/10]南方熊楠生誕150周年記念 - 南方熊楠と熊野の自然: 伝説からエコロジストとしての実像へ

東京都

南方熊楠が残した人文・自然科学の膨大な資料の多くは、熊楠が後半生を過ごした田辺市の南方熊楠顕彰館に、約25,000点の植物標本は国立科学博物館に収蔵されており、近年こうした資料をもとに、博物学・生態学・民俗・信仰など、多様な視点から熊楠のエコロジストとしての実像が明らかになっています。今回、生誕150周年を記念して、1部では国際的な植物学者の岩槻邦男博士が「ナチュラルヒストリー」の視点で熊楠の研究姿勢を見つめ、現代の科学に必要な「統合的な視点」に焦点をあてる講演を、2部では世界遺産 熊野古道の取り組みや熊楠研究の成果を交え、地域・自然・信仰の分野から「熊楠の思想を地域創造にいかに活かしていくか」を考えるディスカッションを開催します。

会 場 大正大学 7号館1階 711号講堂
参加費 1,000円(一般)/ 800円(学生)/高校生以下無料
座席数 先着200名(要メール予約)
主 催 大正大学地域構想研究所、BIOCITY、逞い文化を創る会
後 援 和歌山県、田辺市、南方熊楠顕彰会

<プログラム>
14:00~16:30
1部 基調講演 岩槻邦男 
「ナチュラルヒストリーの視点でみる南方熊楠」
2部 パネルディスカッション
「南方熊楠と世界遺産 熊野の自然」

17:00より懇親会を行います(参加自由、会費5,000円)