イベント・セミナー

熊本地震の支援とこれから RQ九州の状況と、改めて考える災害大国で生きるということ

東京都

2016年4月14日から続く「熊本地震」は、熊本県、大分県を中心に、人命、地域に大きな被害をもたらしています。



東日本大震災時に立ち上がった「RQ市民災害救援センター」の母体はエコセン。2011年3月の発足時から同年11月末までの間、延べ4万5000人のボランティアと約500トンの支援物資を運び、野外教育や自然体験活動で培ったスキルを活かした支援活動を実施しました。

運動体としての東北の支援活動を終了後、2011年12月にその後継団体「一般社団法人RQ災害教育センター」が誕生。今回、RQは発災直後より支援活動を行うための情報収集を開始し、九州の自然学校の仲間たちと「RQ九州」設立準備をしてきました。

現地では、熊本県と宮崎県の県境に位置する五ヶ瀬町で活動中の「五ヶ瀬自然学校」がいち早く支援を開始。五ヶ瀬町の全面的なご協力のもと、五ヶ瀬ドームをお借りして、近隣の仲間たちとまず、物資の支援を行っています。



4月24日には、自らが被災者でもある熊本市のIOE代表の山口久臣さんが、九州の自然学校関係者に呼びかけ、本格的な「RQ九州」設立に向けた動きが加速しました。現在、五ヶ瀬に続き、熊本県美里町に「RQ美里」「RQ九州本部事務局」も誕生し、これから支援活動が本格化します。余震も続き、天候不良による土砂災害も危惧される中、現地ではボランティア受け入れ準備が着々と進められています。



今回、熊本地震とRQ九州の現状報告と、私たちができることについて、そして、改めて「災害大国」日本で、“正しく災害を恐れ、生き残るためになにができるのか”について考えます。

【ゲストスピーカー】八木和美氏 RQ災害教育センター
【日時】2016年5月24日(火)19:00-20:30
【参加費】500円 
【場所】 モンベルクラブ 御徒町店 
     110-0005 東京都台東区上野3-22-6 コムテラス御徒町