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ボランティアの皆さまへ~水害に係る災害廃棄物処理の留意点

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ボランティアの皆様へのお願い  環境省関東地方環境事務所

 自治体の分別による分類を基本として、自治体が設置した仮置き場への搬入をしていただくようお願いいたします。
 その上で、特に下記についてご留意願います。
 なお、具体には自治体の指示に従って搬入していただくようお願いいたします。

① 畳、布団はそれぞれ分けて分別して下さい。
② 土砂・生木類は土嚢袋に入れて分別して下さい。
③ 衛生面から生ごみ及び紙おむつ等は仮置き場には絶対に持ち込まないで下さい。
 
 環境省では災害廃棄物については、自治体に以下のとおり取り扱っていただくようお願いしていますので、ご協力いただき、現地でボランティア活動をしていただきたくよう併せてお願いいたします。

※以下は、自治体へのご案内です。

【廃棄物の取扱】
(自動車)
・水につかったハイブリッド車や電気自動車は感電の危険性があるため、所有者であっても近づかないよう指導するとともに、車両解体業者等、専門知識を持った業者と連携して移動すること。
(畳)
・水に浸かった畳を分別した後、一カ所に集積した場合、内部のい草が発酵し火災が発生する恐れがある。
・分別集積する際は一カ所で大きな山のような集積とならないよう注意する。悪臭の原因ともあるため、早めに業者に処理を委託することが望ましい。
(土砂・泥)
・仮置場に搬入した、災害廃棄物に混入している泥は乾燥後飛散するため、粉じんが周辺住民等からの苦情になりやすい。
・住民が排出する場合は土嚢に詰めて排出するようお願いするとともに、保管にはフレコンバックへの詰め替えやブルーシートをかける等の対策が望ましい。
(ふとん、衣類)
・長期間水に浸かると重くなるとともに、可燃物と混合して保管しないことが望ましい(水分を含んだ布団や衣類は破砕が難しく、燃えにくい。)。
・さらに、乾燥しても脆く・ちぎれやすくなるため、人手・重機での処理が難しくなる。
災害廃棄物として排出される場合はあらかじめ干しておく等の取組をお願いする。

環境省関東地方環境事務所
廃棄物・リサイクル対策課 TEL:048-600-0814