開発途上国では地域住民の多くがその生活を生態系サービスに直接的に依存しており、その維持は貧困削減や生活環境改善の面からも重要な課題です。しかしながら、生態系サービスは市場での評価が難しい事もあり、劣化傾向の抑制には至っていません。
本研修では、自然環境保全分野はもとより、農村開発など自然環境保全以外の分野における技術協力プロジェクト等の国際協力の現場において活躍される方を想定し、国際的な議論の動向や、環境認証制度など生態系サービスの評価につながり得る仕組みや生態系サービスに関する支払制度（Payment for Ecosystem Services: PES）など、生態系サービスの有効利用にむけた活動に必要な知識を強化することを目的としています。
皆様のご応募をお待ちしております。

１ 応募要件
本研修の応募者は、下記の全ての要件を満たす者とします。
（1） 将来にわたり国際協力事業に携わる意志を有すること。
（2） 将来専門家・調査団員等としてJICA 事業に携わる可能性があること
　　　（既に専門家等の経験を有し、さらに当該分野の能力強化を図りたい方も含みます）。
（3） 研修の全日程に参加可能であること。
（4） 国際協力異文化に適応し得る素養を持ち、心身共に健康であること。
（5） 専門能力・経験： 原則として、大卒またはこれと同等以上の専門性（生物系、環境系等の関連分野）を
　　　有する者、若しくは自然環境保全分野または農村開発分野での経験を有する者が望ましい。
（6） 国際協力人材登録制度に登録していること（応募の時点で登録手続き中の方も含みます。
　　　但し、登録手続き中の場合は、研修開始前までに登録を完了することを条件とします。
　　　≪JICA ホームページ（http://www.jica.go.jp/recruit/kyokakenshu/top.html）
　　　により、登録手続きを行ってください。）
（7） 所属先のある方については、所属先の研修参加への了承を得た上で、推薦書を用意してください（推薦書が用意で
　　　きない場合は、その理由を記載してください。）

２ 募集人数：15 名程度

３ 開催場所　独立行政法人国際協力機構 国際協力人材部 総合研修センター

４ 受講料
資料代として2,000 円（資料コピー代、バインダー代等に充当）を徴収させていただきます。

５ 詳細（研修内容・募集要項・応募方法など）
http://www.jica.go.jp/recruit/kyokakenshu/ku57pq000014rskb-att/ecosystem.pdf

６ 締切日：2013 年 9 月20 日（金）17：00 必着

７ 提出書類：
≪JICA ホームページ（http://www.jica.go.jp/recruit/kyokakenshu/flow.html#a02）から
各種様式のWord またはPDF をダウンロードできます。≫
① 推薦書：【別紙様式1】
② 履歴書：【別紙様式2】履歴書の写真添付は必要ありません。
③ 自己申告書：【別紙様式3】

８ 問い合わせ先
独立行政法人国際協力機構 国際協力人材センター
以下URL、PARTNERホームページの「お問い合わせ」からお願いします。
https://jica-partner.secure.force.com/inquiryEdit