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シンポジウム「ラムサール条約湿地の賢明な利用を考える」

福井県

 1980年に初めて「国際的に重要な湿地」として釧路湿原を登録してから32年、2012年7月に9か所の条約湿地を新たに登録して、日本は46湿地、137,967haのラムサール条約湿地を持つことになりました。ラムサール条約の目的は人々と生き物にとって大切な全ての湿地を保全し、賢明に利用することです。そして、その目的のために管理計画を策定・実施すること、また湿地同士がネットワークを作ることを求めています。
 昨年のラムサール条約会議に合わせて登録された湿地の中から、中池見湿地(敦賀市)、渡良瀬遊水地(栃木県)、円山川下流域・周辺水田(豊岡市)の3か所を中心に、それぞれの湿地の保全と利用、住民参加などに関する情報を交換し、今後、どのような取り組みを進めるべきか、共に考えるシンポジウムを持ちたいと思います。

●日時:2013年6月29日(土)13:30〜17:30(開場13:00)
●会場:敦賀市 きらめきみなと館 小ホール
     〒914-0078 福井県敦賀市桜町1-1 TEL 0770-20-1100
     地図(Google)http://goo.gl/maps/sB8wN
●参加費:無料
●主催:NPO法人ラムサール・ネットワーク日本
    公益財団法人日本自然保護協会

●プログラム
【報 告】
・条約湿地の登録と管理 中島慶二(環境省自然環境局野生生物課 課長)
・円山川の治水対策と自然再生 佐竹節夫(NPOコウノトリ湿地ネット 代表)
・渡良瀬遊水地の湿地再生とエコ・ミュージアム
  高松健比古(渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会 代表世話人)
・めぐり、つながる力をもっと〜中池見での保全の取り組みと課題〜
  上野山雅子(NPO法人中池見ねっと)
【ディスカッション】
住民参加で進めるラムサール条約湿地の保全と活用─中池見湿地を中心に─
 コーディネーター 花輪伸一(ラムネットJ 共同代表)
 パネリスト    中島慶二、佐竹節夫、高松健比古
          岡本正治(NPO法人中池見ねっと 代表理事)
          朱宮丈晴(公益財団法人日本自然保護協会)
          呉地正行(ラムネットJ 共同代表)

●お問い合わせ NPO法人 ラムサール・ネットワーク日本
TEL/FAX 03-3834-6566 Eメール info☆ramnet-j.org(☆印は@に置換)
ホームページ http://www.ramnet-j.org/

※以下のアドレスからチラシのPDFファイルをダウンロードできます。
http://www.ramnet-j.org/2013/06/07/2013tsuruga-sympo.pdf

※このシンポジウムは、湿地のグリーンウェイブ2013、にじゅうまるプロジェクトに参加しています。