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福島原発事故によるセシウム汚染の拡がりを考える -Tウォッチ・放射能汚染測定結果報告会(1)

栃木県

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東京電力福島第一原子力発電所の炉心溶融事故は、レベル7という最悪の大事故となり、放出された「死の灰」放射能によって東北・関東一円の山河や田畑、海洋が汚染され、農・畜産物、林産物、海産物の汚染、放射線被ばくの脅威に曝されることになりました。私たちはこれから数十年にわたり、放射能汚染と付き合わざるを得ない生活を強いられることになりました。
有害化学物質削減ネットワーク(Tウォッチ)は、結成以来10年、環境中に排出される有害化学物質の削減のために、環境汚染物質排出・移動登録制度(PRTR)公表データの有効活用を求める活動に取り組んできましたが、今回の放射能による全面的な環境汚染という現実に直面し、放射能被害から身を守るため、食品や土壌の放射能汚染を測定し、汚染情報を共有し、安全に暮らすための一助になる活動にも取り組むことにし、事務所にNaI放射能測定器を置き、5月20日から市民による放射能測定を始めました。
昨年暮れまで、食べ物をはじめ堆肥や飼料、土壌、水試料など約600検体の試料を測定し、また、三井物産環境基金東日本大震災復興助成金を得て、定点測定など独自測定と調査を実施してきました。
この度、これまでの測定データを集計し、放射能汚染から身を守るために協同の努力をされている皆さまと情報を共有し、今後の放射能測定活動のあり方などについての意見交換をするため、以下のような「報告会」を開催することにしました。
是非ご参加の上、皆さまのご意見をお聞かせ頂くよう、ご案内申し上げます。

日 時 2012年1月29日(日)13時~16時30分

会 場 アジア学院 那須セミナーハウス・ホール(80名)
    栃木県那須塩原市槻沢420-22 電話090-9335-7184(山下)
    JR東北本線「西那須野駅」車で10分

内 容 1,有害化学物質削減ネットワーク(Tウォッチ)測定活動のまとめ
    2,定点観測地域報告
        1)那須塩原市「アジア学院」
        2)埼玉県小川町「風の丘ファーム」
        3)神奈川県小田原市「あしがら農の会」
    3,特別報告
       二本松市「ゆうきの里東和」での取り組み
          新潟大学農学部土壌学教授 野中昌法氏
    4,意見交換


資料代 500円 

事前申込み制
準備の都合上、参加希望者は、住所、氏名、連絡先、所属等明記の上、Fax又はメールで
1月25日までにお申し込みください。

主 催 特定非営利活動法人有害化学物質削減ネットワーク

協 賛 特定非営利活動法人農都共生全国協議会

申込み、問合せ先:(特非)有害化学物質削減ネットワーク 担当:井上
〒136-0071江東区亀戸7-10-1 Zビル4F
Tel 03-5627-7520 Fax 03-5627-7540
e-mail: tabehaka@toxwatch.net