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平成23年度 鳥類保護・共生推進基金共同事業募集

全国

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日本鳥類保護連盟では、希少な鳥類などの保護および人と鳥類の共生を推進することを目的に鳥類保護・共生推進基金を創設いたしました。これにより地域に根ざした自然環境保全活動を行っているNPOなどと協同事業を実施することにしています。協同事業は平成23年度から実施する予定ですが、以下の募集要項のとおり、その候補者を公募します。


 この基金は、希少な鳥類などの保護および人と鳥類の共生を推進することを目的としています。
この目的に沿った共同事業を募集し、応募の中から審査を経て選考された事業の全部または一部を基金により負担します。また、募集年度のテーマを決めこれに沿った共同事業を優先的に採択しますが、これ以外の事業でも応募できます。
共同事業を効果的かつ円滑に行うため、日本鳥類保護連盟と事前に協議して実施計画を策定することとします。
共同事業の応募、選考、実施についての考え方は次のとおりです。

○対象者および活動
地域に根ざした自然環境保全活動を行っているNPO法人や任意の団体、学校等が日本鳥類保護連盟と共同して国内で行う活動で、下記の項目に該当するもの。
(1) 希少な鳥類などの生態および生息環境についての調査研究活動
(2) 希少な鳥類などの生息環境の保全や再生などの実践的活動
(3) 人と野生鳥類との共生の推進に関する普及啓発活動

○23年度の優先テーマ
「トキの野生復帰に関する活動」

○予算額
総額150万円程度(1~3件程度の事業を予定)

○事業実施期間
平成23年4月1日から平成24年3月31日

○募集方法
所定の申請書に必要事項を記入し6部作成して郵送で提出してください。
申請書様式は連盟ホームページからファイルをダウンロードするか、郵送が必要な方は事務局までご連絡ください。なお、申請書に加えて、参考として、団体の概要、規約、事業報告、予算決算書、これまでの活動概要などの資料を適宜添付してください。

○応募の締切
平成22年11月30日(火)必着

○選考
選考委員会において、提出された申請書をもとに過去の実績等も参考にしながら、対象者および活動の(1)~(3)について、次のポイントに照らして選考します。

○選考のポイント
(1) 希少な鳥類などの保護および人と鳥類の共生を推進するために効果が大きい活動かどうか。また、緊急に取組むべき活動かどうか。
(2) 計画が具体的で実現可能かどうか。
(3) 経費の内容は妥当か。また、有効に利用されることが見込まれるか。
(4) 事業の内容や計画にオリジナリティーがあるか、また、他の地域や活動の模範となりうるか。

○選考の結果
選考の結果は、応募者全員に平成23年2月中旬までに書面で通知します。また、連盟ホームページ等で公表します。

○事業の実施
(1) 協同事業者に決定した者は当連盟と事業実施に先立ち協議して事業計画を作成すると友に覚書を交換し、これに基づいて活動を実施します。
(2) 事業終了後、1ヶ月以内に活動報告書および会計報告書(領収書を添付したもの)を提出します。
(3) 活動報告書については一般に公開させていただく場合があります。
(4) 事業費については、4月に指定の銀行口座に送金する予定です。事業の実施が不可能になった場合、又は、不正使用等があった場合は事業費を返還していただきます。なお、残余金が発生した場合には残余金を返還していただきます。

○その他
個人情報につきましては、目的以外での使用はいたしません。

○提出先・問い合わせ先
日本鳥類保護連盟
鳥類保護・共生推進基金選考委員会 事務局
〒166-0012 東京都杉並区和田3-54-5 第10田中ビル3F
TEL.03-5378-5691 FAX.03-5378-5693
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