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新しい時代の油流出事故対策~流出油をバイオで処理する~

北海道

 タンカー等から油が流出する事故は環境に大きな影響を与えるので、素早く回収されます。しかし、回収された油は、現状ではすべて焼却処理されています。
 そこで、環境に配慮した新しい方法として、全国各地で生産されている「バーク堆肥」によって油を分解処理する技術が開発されました。二酸化炭素排出を削減する新しい時代の流出油処理方法をご紹介します。
 油流出事故など海上防災に従事する方々に、また一般の環境業務・学習に取り組む方にも最適のシンポジウムです。

イベントURL: http://aburabio.hp.infoseek.co.jp/

13:30  開会
     基調講演「日本の海上安全と油流出事故」
      東海大学海洋学部 准教授 山田 吉彦
14:10  講演「油流出事故への対応」
      (独)海上災害防止センター 防災訓練所長 小倉 秀
(14:50-14:55 休憩)
14:55  講演「流出油のバイオ処理~バーク堆肥を使う新技術」
      大分県産業科学技術センター 主任研究員 斉藤 雅樹
15:35  JST研究開発成果実装支援プログラムの紹介
      (独)科学技術振興機構 社会技術研究開発センター企画運営室長 篠崎 資志
15:45  終 了

<講師紹介>

山田 吉彦(東海大学海洋学部 准教授)
 経済学博士。海上安全、現代海賊問題などが専門、コメンテーターとして各マスコミでおなじみ。

小倉 秀((独)海上災害防止センター 防災訓練所長)
 海上保安庁勤務などを経て現職。油流出事故対策の日本の第一人者。

斉藤 雅樹(大分県産業科学技術センター主任研究員)
 工学博士。政府機関勤務を経て、平成9年より大分県産業科学技術センター勤務。

篠崎 資志((独)科学技術振興機構 社会技術研究開発センター企画運営室長)
 科学技術庁にて海洋開発等の研究開発政策の企画立案を担当し、平成19年より現職。

<日時> 平成20年10月27日(月) 13:30~15:45
<会場> 北海道立道民活動センター 「かでる2・7」820研修室 (入場無料)

<主催> 大分県産業科学技術センター
<後援> (独)科学技術振興機構 社会技術研究開発センター  
       海上保安庁、第一管区海上保安本部、(独)海上災害防止センター、海守、NPO日本バーク堆肥協会

<お申し込み>
大分県産業科学技術センター 斉藤雅樹まで
Email : m-saito@oita-ri.go.jp
(機関名、氏名、参加人数、住所、TELをお知らせください)