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モニタリングサイト1000シンポジウム 「とらえよう、自然からのSOS!~100年後に今の姿を伝えるために~」

東京都

 日本の各地で、自然がその本来の姿を失いつつあります。一度失われた生物多様性を取り戻すには非常に長い時間と多大なコストが必要となるため、生態系の劣化を早期にとらえ、必要な対策を講じることが重要です。このような認識のもと、「新・生物多様性国家戦略」に基づく「モニタリングサイト1000」が始まっています。
 地域の専門家やNPOとネットワークをつくりながら、全国各地で長期的な生態系モニタリング調査を進める「モニタリングサイト1000」。本シンポジウムでは、その背景や意義を紹介するとともに、講演やパネルディスカッションを通じて、長期的な自然環境調査のあり方を考えます。
 生態系モニタリングや自然環境の調査に関わっている方のみならず、自然の現状を知り、保全していくための取組みに関心をお持ちの方など、皆さまの幅広い参加をお待ちしております。

◆主 催  環境省生物多様性センター

◆日 時  平成18年10月29日(日)13:30~16:30

◆場 所  発明会館ホール(東京都港区虎ノ門2-9-14)

◆定 員  250名 ※定員になり次第、締め切りとさせていただきます。

◆参加費  無料

◆申込方法  氏名・所属・連絡先住所・電話番号・メールアドレスを、
          EメールまたはFAXにて下記宛にご連絡ください。

          財団法人自然環境研究センター 担当:新藤
           電話: 03-5824-0966
           FAX: 03-5824-0956
           http://www.biodic.go.jp/moni1000/sympo.htm

◆プログラム ※下記内容については、変更の可能性があります。

   【特別講演】
   環境の変化とリスクコミュニケーション
     北野 大 (明治大学理工学部教授)

   地球環境変化と生態系モニタリング─世界の動向
     中静 透 (東北大学大学院生命科学研究科教授)

   モニタリングサイト1000の概要
     環境省生物多様性センター

   【パネルディスカッション】
   生態系モニタリングの意義と今後の展望
     小林 光 (座長・自然環境研究センター副理事長)
     金井 裕 (日本野鳥の会自然保護室主任研究員)
     亀崎 直樹 (日本ウミガメ協議会会長)
     野島 哲 (九州大学理学府附属臨海実験所助教授)
     日浦 勉 (北海道大学北方生物圏フィールド科学センター教授)
     廣瀬 光子 (日本自然保護協会保護・研究部主任)