生物多様性について考える~上野の森親子フェスタ~

こんにちは~。
みなさん、GWは楽しめましたか?
私はこんなイベントに参加してました。

http://www.jpic.or.jp/event/ueno/

 

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上野の森親子フェスタ

親子連れの世代をターゲットに、出版社がそれぞれ書籍を販売。なんとすべて20パーセントOFF!
こちらは、UNDB-J(環境省)推薦の生物多様性や環境学習に関わる書籍を紹介。
いろいろな角度から、子どもたちにアプローチです。

 

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絵本

子どもといえば絵本。
おさかなのはなしから、木のはなし、絶滅動物のはなし、うんち♡の話まで、いろいろな絵本が並びます。

そして男の子に人気のあったこのシリーズ。

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大人気のDVD付図鑑

「これスゲー!ほしー!」と目を輝かせる少年→お母さんにおねだり→お母さん「重たいからダメ!」
という循環を何件も見送りました。。。
あ。もちろんご購入いただいた方もたくさんいらしゃいましたよ。
お父さん×男の子のコンビには絶大な人気でしたね。

他にもこんな感じの書籍がありました。

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いろんなテーマがあって、面白いですよね。

すべてGEOCにて閲覧可能です。

みなさんは、「生物多様性」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
ちょっとかたいことばなので、あまりピンとこない人もいるかもしれませんね。

わたしたち人間は、いうまでもなく「生きもの」です。
そして、いろいろな生きものと関わってこの地球に生きていることも、いうまでもありませんね。
ちょっと考えれば誰もがわかることですが。
でも私たち人間は生活や文明の向上のために、うっかりそのことを忘れて、たくさんの生きものを犠牲にしてきました。
そして、それは現在進行形であることも、やっぱり忘れてしまいがちです。

地球は、生きものと生きものの絶妙な関係性で成り立っています。
動物も植物も鉱物も・・・ありとあらゆるものすべて含んで。
それが多様性です。
そのすべてのバランスや役割を私たちが知っているわけではないはず。
ましてや、コントロールできるものでもない。
一度失われたら、 その一つとして完璧な復元をすることは不可能です。
そういうことを考えるきっかけ、行動するきっかけとしてこういった機会にこのテーマに触れてみてはいかがでしょうか。

田んぼの生きもの図鑑を手に取った男の子が、
「メダカってほんとにいるの!?」と驚いていました。
私が「うん、いるよ。」とこたえると、
「えー!どこにー!?」とうれしそうです。
「田んぼや池にいるよ。」と教えてあげると、
「ぼくんちの近くにはいないよ?」と不思議そうな顔。

そこのお父さん。なぜメダカはいないのか、説明できますか?

絶滅ってなに?もう会えないの?どうして?
生きものが死んだらどうなるの?
うんちをたべる生きものっているの?
温暖化ってなに?

子ども達の生命にたいする素朴な疑問や、これから出会う地球の現実。
大人としていくつきちんと説明できるかな、と考えてしまいました。
子どもに教えるつもりが、大人の方が勉強になるかもしれませんね♪

 

以上、 なかなか奥が深い、児童書の世界でした。

最後におまけ。

niji

環水平アーク

休憩中に空をみたら、雨でもないのに変な虹が出ていました。
きれいというより、気持ち悪いなーと思ったら、翌日にあの地震でした。
調べたら「環水平アーク」という、地震の予兆ともいわれる現象でした。
こわー。
a.takahashi