【海外事例39<書籍>】社会生態学生産ランドスケープにおける生物多様性の持続可能な利用について 2015年3月20日

生物多様性や人間の日常生活にとって、原生的な自然の保護のみならず、人々が古くから持続的に利用してきた二次的自然環境(社会生態学的生産ランドスケープ)の保全も、非常に重要です。しかしながら、これらの自然環境が今、都市化、産業化、農村の人口減少等により、世界の多くの地域で危機に瀕しています。

 

こうした問題に取り組むため、環境省と国連大学高等研究所では、SATOYAMAイニシアティブを立ち上げ、エコシステムアプローチなどの基本原則を踏まえ、長期的な目標として「自然共生社会」の実現に向けて取り組んでいます。

本報告書では、世界各地の社会生態学的生産ランドスケープと呼ぶ地域における、人と自然との関わり方に関する様々な事例紹介や、その維持管理手法、ガバナンス、ベネフィット、課題などを説明しています。

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書籍情報

書籍名; 社会生態学生産ランドスケープにおける生物多様性の持続可能な利用について
(原題「Sustainable use of biological diversity in socio-ecological production landscapes」)
発行元; Secretariat of the Convention on Biological Diversity
発行年; 2010年
テーマ; 生物多様性



※【海外事例<書籍>】は、書籍や調査レポートなどを通して、海外事例を紹介するコーナーです。