[国内事例110] 海ごみから瀬戸内海の環境を考える


概要

岡山の河川流域から出たであろう大量の生活ゴミが、瀬戸内海の海底に約13,000トン以上堆積していることが、瀬戸内海の魚種、漁獲量が大幅に減少しているひとつの原因として問題視されていた。そこでNPO法人グリーンパートナーおかやまが声をあげ、民間、漁協も巻き込んだ瀬戸内海の復興に向けた取り組みを開始した。

2013年5月、香川県小豆郡庄土町沖にて海底ゴミ回収底引き網体験学習と回収ゴミの分別調査を実施。岡山、香川の両県から参加者を募った。6月には2日間にわたって中四国環境サミットを開催した。シンポジウムや事例発表を通して、問題意識の共有を行い、継続すること、行動することの重要性について再確認することができた。

EPOちゅうごくは相談業務を通じて協力依頼あったことや、瀬戸内海の海ゴミ問題は広域的な連携取り組みが求められていることから、事業企画や広報協力、運営補助などの支援を行った。

中四国環境サミットにおける発表風景

中四国環境サミットにおける発表風景


パートナーシップのポイント

・海底ゴミが漁業に影響を与えていることに着目し、漁協に協力を得ることで現場のリアルな状況を参加者に伝えることができた。
・主体は「山間地域と沿岸地域」「漁業者と住民」とを清掃活動とシンポジウムでつなぐことを目的とし、実態理解と相互理解に尽力した。
・瀬戸内海の海ゴミの問題は中国地方だけでなく四国地方とも連携して取り組むべきことなので今後、四国EPOとの連携も進める。

カテゴリ

■事業協力・事業協定

テーマ

■ごみ・3R・資源の循環

主体とパートナー

□主体
 グリーンパートナーおかやま
□パートナー
 岡山後楽ライオンズクラブ、四海漁業協同組合、EPOちゅうごく、岡山後楽レオクラブ

備考

グリーンパートナーおかやまは、岡山ESDプロジェクトに参加し、行政、大学、学校、市民など多様な人たちと活動している。

英語サイト

http://www.geoc.jp/english/what/case-studies/1247.html