概要
草の根の市民の声を集め、他のセクターとの対話と協働を進めながら、自らの力で社会問題の解決を目指すNPO等は、今、新しいステージに進むことを求められ始めている。そこで、NPO等の①自発的な参画と連携を通じて、②セクター間の対話を促進し、③市民セクターの定着と社会的な位置づけの向上を目指すとともに、④あらゆる組織が社会的責任と信頼を高め、⑤住みよい社会を創造することを目的として、志を持つ広範なNPO等による開かれたネットワーク組織を設立することとした。
主要な中間支援組織が自主的に集まって市民セクターの社会的位置づけの向上を目指して活動している。2012年にはNNネットが実践してきた「社会的責任」に関する取り組みを、実践者と共有し議論するためにＳＲフォーラム2012を開催した。また、社会的責任に関する円卓会議に参画し、マルチステークホルダーの円卓による課題解決の手法をまとめた手引書の出版、各地での啓発活動などを行っている。
パートナーシップのポイント
・NPOセクターとしての意見集約と発言を行うネットワークができたことにより、政府セクター・産業セクターなど、異なるセクターとの合意形成を図る窓口ができた。
・NNネットができたことにより、NPO内で分野の異なる団体の交流が促進され、情報共有や人材育成の基盤ができつつある。
カテゴリ
■実行委員会・協議会
テーマ
■ソーシャルビジネス・CSR
主体とパートナー
□主体
NPOサポートセンター、環境パートナーシップ会議、国際協力NGOセンター（JANIC）、参画プラネット、CSOネットワーク、ダイバーシティ研究所、難民を助ける会、日本NPOセンター、IIHOE(人と組織と地球のための国際研究所)
□パートナー
各関連団体
参考サイト
「地域円卓会議のススメ」http://www.srnn.net/dl/chiikientaku_leaflet_light.pdf