[国内事例80] 伊達市市民参加条例 2012年3月29日

概要

 平成18年に伊達市が大滝村と合併した際に、新市の名称を定めることが問題となった。このことがきっかけで市の重要な施策を決める場合には市民の 声を広く拾う必要があることが強く認識され、それが条例策定のきっかけとなっている。
 条例は市が重要な施策を決定する時に市民の意見を聴き、それを反映させることを制度化したものとして、市民が行政活動に参加し、市民と市役所が情 報を共有して共に考え、意見を延べ、よりよいまちづくりを進めることを目的として平成19年に施行された。
 また、まちづくり人材登録制度や、だてのまち美化サポート事業など、まちづくりの推進に意欲のある市民が行政活動に参加しやすい環境づくりにも取 り組んでいる。

 市民参加条例の規定により市民参加推進会議が置かれている。委員は学識経験者、団体推薦者(ともに推薦)、まちづくり人材バンク登録者からの公募 により選任されている。

パートナーシップのポイント

 仙台藩の流れをくむ歴史のあるまち、伊達市に誇りをもち、まちづくりに熱心な市民が存在しており、市民による住民参加への機運があった。

カテゴリ

行政や事業者からの補助金・助成金によるもの

テーマ

持続可能な地域づくり

主体とパートナー

□主体
伊達市
□参考サイト
伊達市市民参加の取り組み