地域の革新性を育む環境教育ワークショップ 2012年1月25日

地域の革新性を育む環境教育ワークショップ


■目的

  1. 地域住民が主体的に行う環境教育・学習を推進するために、行政職員が果たすべき役割を再考します。
  2. 「地域づくり」という視点から環境教育の可能性を探ります。
  3. 環境教育担当官間のネットワークを築く場を提供します。

グループディスカッションの結果を発表する参加者


■日 時:2003年5月23日(金)10:00~12:30
■開催地:国際連合大学12階会議室
■参加者:環境教育担当行政職員12人
■ゲスト:小川雅由さん(西宮市環境都市推進課課長)
■担当者:大庭るみ、Susan吉村、Jerry Velasquez、八代真紀子、八重樫 満


■ワークショップの流れ

  1. 開会の挨拶 (Jerry Velasquez)
  2. イノベイティブ・コミュニティーズ・プロジェクトに関するプレゼンテーション(Susan吉村)
  3. 参加者自己紹介+ブレインストーミング
    自己紹介後、「環境教育・学習」と聞いて思い浮かべるキーワードを2つあげてもらい、ホワイトボードに書きました。
  4. 小川さん(西宮市)によるプレゼンテーション「環境学習を通した地域づくり」
  5. グループワーク
    事前に実施したアンケート調査をもとにグループに分け、下のテーマについて課題を出し、できれば解決策まで話し合いました。最後に模造紙に話し合ったことをまとめました。
  • Aグループ「環境学習における異なるセクター間の連携」
  • Bグループ「地域の特徴を生かした環境学習プログラム」
  • Cグループ「市民主体で行う環境学習プログラムにおける行政
  1. グループワークの発表
  2. 小川さんから各グループワークの発表に対するコメントとワークショップ全体のまとめをしていただきました。

■まとめ

  • 小川さんの話は、同じ自治体職員の参加者にとって、行政職員の役割を再考する良い機会になりました。回収したアンケートによると、西宮市の事例が参考になったとの回答がたくさんありました。
  • グループワークに時間を割き、参加者間で情報や経験の交換が出来る場を設けたことが成功のもとになりました。更に時間があればより深い議論に導くことができたと思われます。全体的に時間不足の感があったことが残念です。
  • 場の雰囲気が始終硬いままでした。参加者間での交流の場をもう少し増やしたら和んだのかもしれません。自由に自分の意見を言えるような雰囲気にするためにも効果的な「アイスブレーク」が大切だと感じました。
  • より活発な意見交換を促すためにも、事前アンケートであげられた参加者が抱えている課題等を、参加者に配っても良かったと思われます。
  • 同じ立場にいる参加者間での情報交換は、有益でした。今回できたネットワークを、メーリングリストを通じていかに活用してもらえるかが今後の課題です。

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