事業内容 2012年2月16日

事業内容

 勉強会や地域ミーティング実施時に情報発信、運営サポート、地方EPOとの連携などを行うことにより、活動が円滑に実施できるよう支援した。それぞれの活動については以下のとおり。

1、G8環境大臣会合時のNGO参加支援、政策懇談会の協力

 環境大臣会合前日、気候変動、生物多様性、3Rの3つのイシューに関わる国内外のNGOのスピーカーを招いての「NGO・NPO国際シンポジウム・交流の広場」(5/23-25 神戸)の開催の時に、当日運営のサポートを行った。大臣会合後、きんき環境館と連携し、英国環境大臣と近畿地区のNGO・企業との政策懇談会の開催に協力した(英国大使館との連絡、事前広報、当日運営)。また(財)ひょうご環境創造協会と兵庫県内のNGOがうまく連携できるようなアドバイスを行い、G8後も地域の市民団体がグローバルな課題に関心を持つように、ネットワークのサポートを行った。

2、市民サミット2008開催への協力

 国内外のNGOを招いての国際市民シンポジウム(「市民サミット2008」(7/6-8 札幌、のべ約2000名の参加)の開催時、当日運営のサポート(ワークショップのファシリテーターや会場運営、記録など)、「もったいないばあさんのワールドレポート展」開催のサポートを行った。ワールドレポート展はNGOフォーラムが取り組む課題をわかりやすく伝えられた総合展示として中心に位置し、多くの来場者に閲覧された。また、札幌で開催期間中にGEICではサミット展として、会議の様子のライブ中継の映像を紹介し、サミット速報を展示スペースで紹介するなど、サミットの臨場感を伝えた。

3、地域ミーティングの開催協力

 地方EPOとの連携により、広報活動、現地での受け入れ団体の紹介などを行った。四国では松山で開催した会合が影響し、徳島でも開催することとなり、サミット直後でスピーカー選定などの時間が制約される中、四国EPOのサポートにより、実現にこぎつけた。

開催日と場所:(計8回)

5/31広島、6/4愛媛、6/12名古屋、8/5徳島、8/9函館、8/31名古屋、11/13東京、11/18名古屋

4、関連省庁との連絡協力

 環境省G8準備室とは定期的な会合を持てるように働きかけ、毎回の会合の調整に協力し、環境ユニット事務局、主要なNGOとつないだ。外務省との会合では環境NGOのとりまとめ、連絡窓口として協力を行った。

5、一般向け勉強会、NGOミーティングの開催

 貧困、開発、人権、先住民族、女性などさまざまな地球規模課題をテーマに毎月1回勉強会を開催した(環境ユニットミーティングと合わせて、のべで60回開催)時は、EPO会議室での開催としていたので、毎回の開催のサポート(スピーカーの紹介や来場者対応、来場者への情報提供など)を行った。

6、地球規模問題に関するキャンペーンの展開・啓発キット(リーフレット、パネル)と、NGOフォーラムのキャンペーンチームによる「たんざくアクションキャンペーン」(国内外から70万人以上の署名)を素材にしてGEICスペースにおいてサミット展を開催し、集められた短冊を利用したタペストリーを作り、多くの人の関心を集めるような工夫を重ねた。G8コーナーを設置し、関連の資料や掲示板を使って地球規模問題とNGOについて情報発信を行った。

7、報告会の開催協力

 G8環境大臣会合及びG8サミット後の報告会の開催・「北海道洞爺湖サミット報告会―NGOはG8をどうみたのか?」(7/29東京 200名参加)と、シンポジウム「洞爺湖サミットを超えて」(11/14 東京 140名参加)の開催にあたって、広報協力、当日運営協力を行った。

8、アースデイシンポジウムの開催協力

 4月22日アースデイに合わせて国連大学でNGOが開催したシンポジウムの特集テーマがG8だったため、企画段階から、パネリスト選定、呼びかけ、当日運営など協力した。シンポジウム会場では「もったいないばあさんのワールドレポート展」開催のサポートを行い、300名の来場者に対して地球規模課題をわかりやすく伝えることにつなげた。